パルは5日、原宿・神宮前に大型路面店「ベースヤードトーキョー」をオープンする。東京本社があるビルの1、2階に構えていた「チャオパニック・カントリーモール」を改装オープンするもので、原宿の新たな発信基地を目指す。
「チャオパニック」「カスタネ」「ミスティック」「フーズフーギャラリー」、チャオパニック・カントリーモールの複合型ショップになる。シームレスな売り場配置に加え、ファッションだけでない新しいモノ・コトを提案するスペースも常設するなど、これまでの複合型店とは一線を画す。
1階のエントランス付近は、プロモーションスペースとして原宿から新しいカルチャーを発信。オープン日から1カ月間は雑誌『Lillou』(リル)と連動して原宿をフィーチャーしたイベントを開く。2階の奥のスペースには約1万冊の漫画を揃え、音楽や映像を含めた日本ならではのストリートカルチャーを発信する。
内装は広島県尾道市の複合施設「ONOMICHI・U2」などを手掛ける谷尻誠、吉田愛両氏率いるサポーズデザインオフィスが担当。ブリコラージュをテーマに、以前使われていた材料を活用しながら新しい空間に生まれ変わらせる。
