眼鏡のオンデーズ ドバイに1号店 中東・アフリカに5年間で30店以上へ

2021/09/08 06:29 更新


11月中旬にドバイモールに出店する中東地域の旗艦店(イメージ)

 眼鏡の製造・販売のオンデーズ(田中修治社長)は今秋、中東・アフリカへの出店を開始する。現地企業のアルブームマリーンと、中東・アフリカ8カ国でのフランチャイズ契約を結んだ。

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 11月中旬にUAE(アラブ首長国連邦)のドバイモールに旗艦店、年内にアブダビに2号店を出し、来年はアフリカにも進出する。同地域で、5年間で30~80店を出店する計画だ。

 同社は日本と海外11カ国・地域に400の店舗を持つ。店舗数は8月末で国内177、海外223。21年2月期の売上高210億円のうち6割以上を海外が占め、海外事業は重要な経営の柱だ。13年にシンガポール、14年に台湾など東南アジア中心に、オーストラリア、香港、インドにも店舗網を拡大。大型モールの多い中東とアフリカの一部地域でも強固な経営基盤を築き、さらなる成長を目指す。

 アルブームマリーンは、ドバイに本社を置く小売り企業。同社とは昨年2月に中東・アフリカ8カ国でのFC出店契約を締結。新型コロナウイルスの影響で遅れたが、今秋のUAEを皮切りに、サウジアラビア、カタール、オマーン、クエート、レバノン、バーレーン、エジプトに店舗網を広げる計画だ。

 1号店は売り場面積182平方メートル。現地オリジナル商品も開発し、高品質でファッション性の高い1000種類以上の眼鏡を揃え、価格は現地の一般商品より低い日本円で1万5000~3万円に設定する。日本人マネジャーが駐在し、日本と共通のサービスを提供。初年度約1億円の売り上げを目指す。



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