web接客が進化、パーソナライズ対応

2016/11/04 04:11 更新


 通販のオットージャパンは1日、レディスファッションブランド「ファビア」のウェブ接客チャットサービスを開始した。既定の商品に対するサイズ感や着こなし方法などの質問に自動応答するもの。回答は女優兼モデルの佐々木希さんと松島花さんの監修で制作した。

 新サービスはパーソナライゼーション強化の一環。専用サイトにアクセスし、ワンピースやニットトップなど既定の商品を選ぶとチャットルームが表示される。「袖の長さ」「オフ用コーディネート」などの質問を打ち込み送信すると瞬時に返答がある。佐々木さん、松島さんそれぞれにチャットルームがあり、本人に回答してもらっているような感覚が楽しめる。

 佐々木さんと松島さんを起用したチャットサービスは12月31日までの期間限定だが、同様のウェブ接客チャットサービスは期間後も継続する。また、現在は自動応答によるものだが、客の質問パターン・購買動向などの情報を蓄積し、「将来的にはAI(人工知能)を搭載したより精度の高いウェブ接客サービスをローンチしたい」(大久保武執行役員兼ファビアブランドマネジャー)とする。

 同ブランドでは期間限定出店も強めている。10月に東急百貨店東横店西館1階に出した店は、コーディガンが好調に売れ、計画以上の売り上げだったという。3日から渋谷ヒカリエ・シンクス、9日からは新宿マルイにも限定店を出す。

1日に開かれた新サービス発表イベントでは、松島さん(右から3人目)と佐々木さん(右から2人目)がサービスを実演した


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