大阪北部地震の影響 高槻、茨木などで商業施設休業も

2018/06/19 15:33 更新


 18日朝に発生した大阪北部を震源とする地震で、震源に近い大阪府高槻市、茨木市などで19日も休業、部分営業する商業施設が相次いでいる。

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 百貨店では、西武高槻店は設備の安全確認に時間がかかるとして19日は休業した。松坂屋高槻店は19日、開店を30分繰り下げ10時30分とした。地震の影響で、レストランと食品売り場の一部は営業を休止した。

 SCでは、三井不動産はエキスポシティ、三井アウトレットパーク大阪鶴見、ららぽーと甲子園(イトーヨーカ堂は1階食品売り場のみ営業)が19日休業した。

 イオンモールは18日、9SCで専門店ゾーンを休業、閉店時間を繰り上げた。モール従業員1人が軽傷となり、商品被害については調査中。19日はイオンモール茨木が専門店ゾーンを休業、設備に被害が出ており復旧に時間がかかる見込み。

 平和堂で最も被害の大きかったアル・プラザ茨木は19日、1階のみ営業を再開。2、3階はスプリンクラーが作動して商品が水浸しとなり、清掃と商品入れ替えに数日かかる見込み。

 大阪・梅田のHEPファイブは通常通り営業しているが、観覧車は点検のため、21日午後6時まで運転を休止する。

 大阪中心部の百貨店、駅ビルなどは公共交通がほぼ復旧したことから、通常通り営業した。




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