大阪の百貨店、SC 生活必需品の範囲広げ土日の営業拡大

2021/06/15 06:27 更新


 大阪の百貨店、SCが6月12、13日の土日から営業範囲を広げている。いずれもおおむね「豪奢(ごうしゃ)品以外」の売り場、店舗の営業を再開している。

 高島屋大阪店、大丸大阪・心斎橋店、同梅田店、あべのハルカス近鉄本店、近鉄百貨店上本町店、フープ、アンド、上本町ユフラ、京阪百貨店守口店などが、12日の土曜日から営業範囲を広げた。衣替えの時期でもあり、消費者や取引先の要望も踏まえて、生活必需品の範囲を見直した。

 大阪は4月25日から5月末まで全日、食料品などの生活必需品のみの営業で、6月1日から平日全館時短営業、土日は必需品のみの営業に変わった。ただ、大阪と隣接する兵庫、京都とは以前から必需品の扱いに違いがあり、困惑していた施設が多かった。京都が5月下旬に衣料品を生活必需品の範囲に見直すなど緩和の動きが見られること、以前からほぼ全館営業を続けている大阪府下のSCがあることも、今回の営業範囲の拡大を後押ししたとみられる。

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