オンワードホールディングス(HD)は、8日開催の取締役会で、ギフト商品の企画・製作・販売を主事業とする大和(長野県安曇野市、山本友延社長)の全株式を取得し、子会社化することを決議した。大和はギフトカタログの企画・制作・販売及び顧客対応を含む総合運営のほか、ギフトの商品管理・加工物流や個別出荷を行っている。
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株式取得の相手先はTMCAP2011投資事業有限責任組合。大和の業績は18年6月期で売上高156億300万円、営業利益6億500万円、経常利益6億1100万円、純利益3億3100万円。
オンワードHDは「大和の主要取引先である全国百貨店や有名ブライダル企業への営業活動における協力体制の構築や、当社グループが保有するブランドの商品などの大和を通じた展開、ECをはじめとした当社グループのデジタルプラットフォームやグローバルネットワークの大和による活用などにより、両者のシナジーを見込むことができる」などとしている。