使用済みプラスチックハンガーをリサイクルするオールドプレイスエンタープライズ(長崎県諫早市、古場秀昭社長)が、コロナ終息後の市況の回復を受けて事業を本格化している。同社は異なるプラスチック原料を用途に応じたコンパウンドペレットに再生する「スクリュー式押出機」を開発した。同押出機は13年に実用新案を取得済みで、現在、この機械を使った一連の工程を「被服用ハンガーの製造法」として特許出願中だ。
(高木慎二)
ここ数年、回収原料の幅を広げる一方、多様な需要に応えるペレットを生産しハンガー用途以外への拡販も進んでいる。同時に環境保護を意識した事業に取り組んでいる。
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