金融ベンチャー、シリオン・パートナーズ(東京、東秀隆社長)の子会社、シリオン・マネジメント(同)は、子供服ブランド「OHKA」(オウカ)を4月17日に発売した。手掛けるのはナノ・ユニバース出身の田中直樹執行役員・PR&マーケティング部長。一般に子供服の着用期間は短いが、丈を可変にするなど作りを工夫することで、長く着られるようにした。田中部長は、「機能面以上に洋服としての可愛さに気を配った」と言う。自社ECサイトで販売するほか、期間限定店を開いてブランド認知を高める。
(永松浩介)
東社長が子供の洋服の買い替えサイクルに疑問を持ったのがきっかけ。洋服の〝消費期限〟を長くする取り組みを始め、半年ほどかけて形にした。使い捨てではなく長く着用してもらえるよう、トレンド感は控え目にし、丈夫で質の良いものにしたと言う。