小田急と東京メトロが新宿駅西口再開発で解体工事開始 新宿ミロードも来年4月から

2022/09/29 15:41 更新


 小田急電鉄と東京地下鉄(東京メトロ)は新宿駅西口地区開発計画の一環として、小田急百貨店新宿店本館に加え、新宿駅南口の駅ビル、新宿ミロードを解体する。

 小田急百貨店本館は10月2日に営業を終了し、4日から新宿西口ハルクでリニューアルオープンする。解体工事は東京メトロが所有する新宿地下鉄ビルデイングと小田急電鉄が所有する新宿西口本屋ビルが対象で、10月3日に開始し、27年3月末に完了する予定。

 新宿ミロードは23年3月25日に1階路面区画のモザイク通りとモール2階の営業を終了し、来年4月に解体工事に着手、27年3月末に完了させる。本館は25年4月以降に解体工事を始め、27年3月末に完了予定。

 新建物は2社のほか、東急不動産が事業主体となる予定で、29年度に完工予定。敷地面積は約1万5720平方㍍、建物は地下5階~地上48階で、延べ床面積約28万1700平方メートル。低中層部を商業施設、高層部をオフィスゾーンとし、来街者と企業などの交流を促す機能や情報発信機能も整備する。周辺の歩行者ネットワークも整える。



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