《NY合同展の日本ブランド》ウェルカムエディション・ニューヨーク25年春夏 適度なゆったり感が人気

2024/07/29 13:00 更新会員限定


 【ニューヨーク=杉本佳子通信員】ウェルカムエディション・ニューヨークの25年春夏展は、7月16~18日、バーニーズの1号店があった建物の1階と2階の一部を使って開催した。ニューヨークのメンズ合同展の中では、日本からの出展が最も多い。

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 ギャラリー・ド・ポップの「サージュデクレ」は、かつてはマンに出展し、前シーズンはショールームで見せていた。今回新規を取りたいとウェルカムエディションに出展したものの、来たのは既存顧客ばかりで新規は取れなかったという。ただし、ウェルカムエディションのオーガナイズは非常に良いそうだ。

 バイヤーは軽いアイテムを探している人が多い。日本の墨でコーティングしたマドラスチェックのテーラーカラーのジャケット(660ドル)など、少しプレッピーな感じが好まれた。きれいなベージュのチノパン(330ドル)は、ありそうでないと人気。ペグトップの方がワイドレッグより良かった。製品洗いしたコットン・ヘンプのシャツ(440ドル)は、ジャケットとしても着られる点が好まれた。

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