NYに新商業施設、ハドソンヤードがオープン

2019/03/15 17:13 更新


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 【ニューヨーク=杉本佳子通信員】ニューヨークのハドソン川に近いミッドタウンに、新しい商業施設「ハドソンヤード」が現地時間15日にオープンする。14日夜には、オープニングパーティーが盛大に行われた。

ハドソンヤードの総面積は約11万3300平方メートル。そのうち、9万2900平方メートルに100軒の小売店と25軒のレストランが入る。その他は高級コンドミニアム、オフィススペース、ホテル、公共スペースだ。ディベロッパーは、リレイテッド・カンパニーズとオックスフォード・プロパティーズ・グループ。

 目玉は、ニューヨーク初出店のニーマンマーカスだ。ハドソンヤードの5階から7階の一部を占め、総面積は1万7500平方メートル。デジタル・スタイリストに相談しながら買い物できる「デジタル・スタイリング・ラウンジ」、タッチスクリーンつきで室内で決済も可能な試着室など、デジタル機能を数カ所に取り入れている。

14日夜のオープニングパーティーの人出を入れた内観

 ファッション関係では、同じくニューヨーク初出店のセレクトショップ「フォーティー・ファイブ・テン」が必見だ。フォーティー・ファイブ・テンはダラス発で、ニューヨーク店が7店舗目。広さは約1500平方メートルと、約3200平方メートルあるダラス店の半分以下だが(ダラス店は1フロアはレストランになっている)、ビンテージ、新進デザイナー、メンズ、雑貨含めて400デザイナーを扱う。

 フォーティー・ファイブ・テンの社長兼チーフクリエイティブオフィサーのクリステン・コール氏に、ダラス店との品揃えの違いを聞いたところ、「扱いデザイナーは同じだが、編集を変えている。ニューヨークの女性の方がフラットな靴をはき、少しリラックスしている。ダラスの女性の方がハイヒールを履いているイメージ」との答えが返ってきた。

フォーティー・ファイブ・テン

 もう1つ、特徴的な店舗は「コンサバトリー」だ。店内にある商品はサンプルとして置かれていて、在庫はなく、オンラインで買うシステム。ジル・サンダー、デレク・ラム、ナルシソ・ロドリゲス、ティビ、ソニア・リキエル、バカラ、セリマ・オプティークなどを扱うセレクトショップだ。

 その他の小売りテナントはユニクロ、MUJI、H&M、ザラ、バナナ・リパブリック、セフォラ、ルルレモン、メイドウエル、コーチ、カルティエ、ケイトスペード、トリー・バーチなど。ティファニーやトッズなど、まだ工事中のブランドもある。

 ハドソンヤードは、地下鉄の最寄り駅から1ブロックのところに入り口がある。まだ工事中の場所が多い再開発中のエリアだが、JPモルガンチェース、ロレアル、タペストリーなど周辺にオフィスを移転した大手企業は少なくない。ジェイビッツコンベンションセンターもすぐそばで、観光客だけでなくビジネスで近隣を訪れた人が立ち寄る可能性は高い。ニューヨークの小売業界活性化に一石を投じる存在になるのか、オープン後の反響が注目されている。(写真も)


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