ノーリーズ山田社長に聞く “大いなる普通”を磨く

2019/09/03 06:28 更新有料会員限定


 セレクトショップのノーリーズ(東京)は、パルグループホールディングス(パル)との資本業務提携のもと、若い新規顧客の開拓やEC事業の強化に取り組む。生産を担う関連会社の山脇は8月1日付でノーリーズと合併したが、引き続き質の高い物作りでブランド価値を発揮する考え。山田則幸社長に今後の経営方針や、パルとの提携による期待を聞いた。

(石井久美子)

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――今回の業務提携について。

 アパレル小売りの未来を数十年単位で見ると、少子高齢化もあり大変な時代になる。どうしたら会社を長く続けていけるかをずっと考えていた。パルさんとのご縁はとても良かったと思っている。パルの人を通じて井上(英隆)会長を紹介してもらい、山脇の社長だった榎本(正勝氏)と一緒にお会いした。パルとの取引はこれまで無かったが、従来のアパレルとは違う面白い会社だと感じていた。社風も良い印象。

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