ノー残業デー 38%が導入

2016/08/22 06:54 更新


《データを読み解く》一定の成果上がる

 マクロミルが40代の正社員男女200人を調査したところ、ノー残業デーを導入しているのは38%で、「常にみんな帰っている」職場は32%。「帰れている人と帰っていない人がいる」職場は57%。ノー残業デーを導入している職場の89%は、一定の成果を上げていることが分かった。

 月に1日以上の残業があるかどうかは、66%が「ある」と回答。1カ月当たりの残業時間は、1位が「1~20時間未満」69%、2位が「21~40時間未満」17%、3位が「41~60時間未満」6%で、8割以上が20時までに退社できているようだ。

  実際に退社(終業)することの多い時刻は、1位「17時台」39%、2位「18時台」25%、3位「19時台」12%。残業時間削減のための具体的な取り組みは、「残業しない人を評価する時に高く評価している」「課内で定期的に業務効率化のための意見交換をしている」「無届け残業はペナルティーがある」「変形労働制で、繁忙期と閑散期で勤務時間を変えている」などが挙がった。

ノー残業デーの有無とその実態

40代の残業実態 40代の正社員男女200人が対象



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