本館の隣接地に新設した「阪急西宮ガーデンズ・プラス館」（右）
阪急電鉄グループは、複合施設「阪急西宮ガーデンズ・プラス館」を9月21日にオープンする。「にぎわいと生活利便性の向上」を狙いに阪急西宮ガーデンズ本館の西側に新設した。プラス館の開業で本館、別館、ゲート館を含めた4館で「一体運営」する。
プラス館は、地上14階建てで1階が飲食店、リカーショップ、ヘアサロンの7店、2階は駐輪場、3階には飲食店、クリニック、リラクゼーションなど5店が入る。4～9階は学習塾、健診センター、ヘアサロン、証券会社、通信制学校、不動産総合案内所、個室型サテライトオフィスなど、10～14階が112戸の賃貸マンション「ジオエント」で、法人需要も見込んでラウンジやワークルームなど共用部を充実した。
一部テナントは10月以降にオープンする。同施設のオープンに際し、三輪谷雅明阪急阪神ビルマネジメント取締役常務執行役員は「これまで同様、にぎわいと憩いのあるガーデンとして発展していきたい」と語った。
なお、11月1日に本館5階にキッズスペースを新設し、来春のテナント入れ替えの改装計画を進めていることを明らかにした。また、本館の核テナントの西宮阪急は、2階にメンズ・レディスの「ポール・スミス」と「ジョット」を新規導入し、「マリメッコ」をフルカテゴリーストアとして3階から2階に移設する。3階は「サンヨースタイルストア」を新規導入する。いずれも10月18日にオープンする。
