西垣靴下「疲れしらずのくつした」 おもてなしセレクションで金賞受賞

2020/06/05 06:26 更新


 西垣靴下(奈良県大和高田市、西垣和俊社長)の「疲れしらずのくつした」が「OMOTENASHI Selection2020」(おもてなしセレクション)の金賞を受賞した。

 商品は、高い強度とクッション性を持つ特許の「クッション編み」を採用、一般のパイル編みとは異なる方法でループを作り、パイル編みの2倍の反発力と10倍の強度を実現するという。西垣靴下が製造し、グループ会社のエコノレッグが販売する形で、昨年から本格展開を始めた。

 おもてなしセレクションは、日本独自の「おもてなし心」にあふれた商品・サービスを発掘し、世界に広めることを目的に15年に設定された賞。民間企業20社以上で運営し、貿易・流通・メディアなどの有識者と世界8地域の外国人選定員が審査・認定する。

 選定員からは「日本らしい創意工夫と良質なデザインを反映」「新しい編み方を開発し靴下に新しい概念を与えた」など評価の声が寄せられた。西垣社長は「金賞受賞を機に、国内外に奈良産高機能靴下の素晴らしさを広めていきたい」としている。

高い強度とクッション性を持つ


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