メンズカジュアルメーカー、エヌ・ジー(名古屋市)の「レジアスエボリューション」(レジエボ)が好調だ。テイストを当初のスポーツ・アスレジャー系からビジュアル、モード系に変更して1年が経過。新たな卸先やネット販売での扱い先が増加している。
(小坂麻里子)
【関連記事】ブランドのファン増やす「レジエボ」 SNSやライブコマース活用で
既存の顧客の要望が強く、市場性があると考えテイストを変更した。実際に販売を開始すると10代後半の闇系や地雷系ファッションを好む層に人気が出た。「レジエボの打ち出すデザイン性や凝った商品が刺さったのではないか」(木村英昭専務執行役)と推測する。東京、大阪、名古屋の専門店の新規取引が増えた。大阪はアメリカ村、名古屋は大須商店街の専門店、個店が多いという。