新さっぽろアークシティ 改装終え、週末オープン

2017/04/18 06:26 更新


 新さっぽろアークシティは、第2期改装を仕上げ、21日に新装オープンする。新さっぽろ駅に立地し、サンピアザ(運営は札幌副都心開発公社)、デュオ(同)、カテプリ(イオンモール)、イオン新さっぽろ店(イオン北海道)の4館で構成する同施設は、1977年の開業以来最大の改装を行い、16年12月に1期がオープンした。2期のオープンで、運営する3社が連携して回遊性を向上させ、合計で総賃貸面積6万1000平方メートルに300店が揃う一体の広域型SCに生まれ変わる。

 今回オープンするのは、サンピアザでは、〝カルチャー&ファミリーライフ〟の3階など。紀伊国屋書店や無印良品が移転・拡大する。デュオは、道内初のベビー&キッズ代官山、プティマインなどを入れ、ベビーとキッズのフロアを構成する。カテプリでは3階にアミューズメントや妖怪ウォッチのヨロズマートなどを入れて遊びの機能を加える。

 1期で館を超えた食の連携を整え、ファッションでも30、40代女性中心にターゲットを整理した。2期で広域型SCとしての機能を揃える。

 1期開業以降、従来は取り込みきれていなかった若い客層を開拓し、目標を上回っているという。2期で3世代向けの機能を揃え、さらに集客力を高める完了後の目標は、改装前の25%増にあたる年商300億円。

1期改装時の、駅から見える入口の様子


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