新型コロナウイルスの影響で総合アパレルメーカーの入社式は規模縮小や延期を余儀なくされている。
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ワールドはグループ入社式を中止し、新入社員には特別編集の社内報と社長のメッセージを自宅に郵送した。上山健二社長は「全ての仕事はつながっている。デジタルの力でつないでくれることも増えたが、人間同士の思いがつなぐ仕事も多く、チーム全体で結果を出すにはそれが欠かせない。その辺りを大切にしながら毎日頑張っていただきたい」とメッセージを送った。
三陽商会は合同入社式を取りやめ、各支店ごとに15分程度の入社式を4月1日に行った。中山雅之社長は「お客様の購買行動が変化するこの時代において、変化への対応は最も重要であると感じている」などとし、「世の中は変化する」「人と比較しない」「今を大切にする」の三つを新入社員へのメッセージとして贈った。
ルックホールディングスは1日に「細心の注意を払いながら」入社式を開いた。オンワードホールディングスとレナウンは入社式の延期を決めた。