6日、東京証券取引所市場第二部に上場したナルミヤ・インターナショナルは、新たにワールドが株主順位の第2位となったことを明らかにした。両社は今後、物流や販売、ECなどデジタル分野での共同事業を具体化する。
8月2日現在のワールドの所有株式はゼロで、現在は101万2300株を所有、総株主の議決権に対する割合は10.22%となった。第2位となったのは、新株発行に加え、上場前に23%強を所有していた三つの海外投資ファンドが株式を一部売却し、いずれも9%前後となったため。
共同配送やワールドのプラットフォームを活用したEC、子供服のマーケティングなどが共同事業の対象になる。ワールドも「両社の経営資源を有効活用したい」(広報)としている。