フランス人が日本で作るアメカジ

2015/09/25 09:08 更新


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 ナップ(河合誠社長、電話0867・34・1117)は、バッグやメンズウエアを主力とする岡山県吉備中央市のメーカー。東京在住のフランス人、ステファン・ミューラーさんと組み、14~15年秋にメンズブランドの「ミューラー&ブロス」を立ち上げた。現在は海外での売り上げが国内売り上げよりも大きいが、今後は国内の販路開拓も強化する。

 同ブランドは、日本のもの作りと仏のファッションセンスとを組み合わせる形でスタートした。企画を担当するミューラーさんは、フランスでビンテージショップなどに勤務していた経験の持ち主。シルエットや素材選びなどに、様々なビンテージを見て来た経験を生かしている。生産はすべて日本で行う。

 アメリカンビンテージに特有の〝男臭さ〟とともに、欧州ならではのエレガントな感覚も入っている点がポイント。そこが、米国のアメカジブランドとも日本のそれとも違うと支持されている。中心客層は30~40代。

16年春夏物のスエードジャケット
16年春夏物のスエードジャケット

 16年春夏物では、ベージュとネービーの2色を揃えたスエードのジップアップジャケット(12万円)をはじめ、シンプルながら色やディテールで遊びを盛り込んだ服作りをしている。ガスステーションシャツやパンツは、白やグレーをベースに、襟や袖口、胸ポケットのフラップなどを配色の異素材で切り替えた。シャツが2万円、パンツは2万5000円。

 海外の卸し先は、スイス・チューリヒの「VMC」、ニューヨークの「キンフォーク」などのショップ。ミューラーさんのこれまでのネットワークを生かしているため海外販路が先行しているが、国内でもセレクトショップの開拓を進める。

左から河合代表とデザイナーのステファン氏
左から河合代表とデザイナーのステファン氏

 


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