【滝沢直己さんに聞きました】なぜオーダーメイドを?

2018/12/07 11:00 更新


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 東京・代官山の旧山手通り沿いに、コンセプトショップ「ナオキ・タキザワ・フィッティングルーム」をオープンした。「アトリエの延長線上にあるフィッティングルーム」というコンセプトの元、自身のデザイン事務所「ナオキ・タキザワ・デザイン」の下階に店を構えた。

 「イッセイミヤケ」のデザイナーを辞めてから、クリエイティブディレクターとしての仕事が増えました。デザイナーとクリエイティブディレクターは仕事に対する目線が全く違います。どちらも経験して自分の物作りの基本姿勢は何かを考えるようになった。それを掘り下げて、アトリエのフィッティングルームというコンセプトが浮かび上がりました。

 店でフィッティングして、アトリエでパターンを作り、直接契約する工場で作って、店で売る。大切にしたのはこの規模感です。中間のないシンプルな仕組みだから、コストがかからず手頃な価格で提供できる。お客様にとっても良い仕組みです。洗いが足りなければ、アトリエで洗える。細かい対応ができるのも魅力です。

 アイテムは絞りました。専門アイテムに特化した工場で服を作ることで完成度が高まる。ブランドと工場をイーブンの関係にして、双方の名前を生かせる物作りを考えました。

 軸になるのは、ブレザージャケットの「ビー・トーキョー」です。テーラーさんとともに、330工程かけて1着のブレザーを作ります。フルオーダーでは、アトリエのクチュリエが採寸して、客自身が好きな素材を選びテーラーで形にする。ボタンやエンブレムも選べます。ブレザーに合うスラックスのようなデニムパンツも作りました。

 リローンチした「ナオキ・タキザワ」では、女性向けのシャツをアトリエで仕立てます。軽やかなローンのシャツやネルシャツ、同じデザインをツイードの「リントン」で仕立てるとジャケット風になる。いろんな変化が楽しめるのが特徴です。

 顧客が素材を選べる、顧客目線のブランドです。人との密接な関係を大切にしながら服を作る。今後は、そんなステージに進んでいきたいです。

新店で「ビー・トーキョー」のブレザーを着る滝沢さん

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