マネキンの七彩70周年、美術館で

2016/08/03 06:45 更新


 マネキン・商空間の七彩は1日、京都国立近代美術館で創業70周年記念式典を開いた=写真。アパレルメーカー、小売店、協力企業など約250人が参加。あいさつに立った山田三都男社長は、「何をおいても、お客様の支持があってこそ今日の姿がある。長年の感謝と共に、新しい七彩に大いに期待して頂きたい」と述べた。

 同美術館では、9月19日まで「七彩に集った作家たち」と題した展覧会を開催中だ。向井良吉、島津良蔵、岡本太郎など、七彩と関わった作家たちの小品やマネキン本体などを展示している。1日は休館日で、芸術品を鑑賞してもらうと同時に式典も行うユニークな形をとった。

 式のテーマは「不易流行」。過去を振り返りつつ、七彩の最新の商品もアピールした。会場内に映写室を置き、最新のインタラクティブマネキン「IMP」を紹介。マネキン内部にプロジェクターを搭載し、顔面に映像を投影したり、認識させた人の顔を顔面に映し出すマネキンで、来場者を楽しませた。

七彩 創業70周年記念式典を開催



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