ナイガイの卸サイト、審査早く少量可

2016/08/26 06:16 更新


 靴下メーカーのナイガイは9月1日、BtoB(企業間取引)専用卸売りサイト「ナイガイセレクトモール」をオープンする。今年度スタートした第3次中期経営計画の主要課題の一つ、インターネット活用ビジネスの開拓・推進の一環。グループのBtoC(企業対消費者取引)センティーレワンのノウハウも活用し、来年度(18年1月期)の卸サイトの売り上げは4億円(小売りベース)を計画する。

 主な販路は専門店。既存取引先のECへの移行や新規取引先の獲得、総合アパレルだった時代に取引があった休眠口座の復活にもつなげる。1点からの対応、24時間365日オーダー可能、多様な決済手段などのほか、新規申し込みの法人小売りは登録申し込み日に掛け売り審査結果が出るため、卸取引が当日から始められるというスピードも売りだ。

 扱う商品はナイガイが販売するオリジナルとライセンスの全ブランド。スタート時点での掲載品番数は500~600の予定。「百貨店で販売する高品質な商品が揃う」ことを差別化の切り口とし、今後、高品質な他メーカーの商品や副資材も販売するマーケットプレイスとして商品の幅を広げていく。

続きは繊研新聞で



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