「寒い台所で働くお母さんのために」――そんな思いで開発した、ナイガイの「ハマグリパイルソックス」は今年、70周年を迎えた。
通常の靴下よりもパイルを長く編み、高いクッション性と包み込むような温かさが好評のハマグリパイルソックス。名前の由来は、はき口部分にかがった三角形のハマグリ刺繍。ハマグリ刺繍は今でも職人の手によって1足ずつ丁寧に作られている。素材はウール40%、アクリル50%、ナイロン10%。ウールの比率を高くすることで、保温性が高く、着用・洗濯を繰り返してもパイルがへこみにくいという。
当初は女性物のみだったが、今では男性用や子供用も揃い、性別や年齢を問わない冬のルームソックスとして定番化した。70周年を記念して、サンリオキャラクターや「ポロラルフローレン」などとの協業品も販売している。
定番の女性用ハマグリパイルソックス税込み1320円、男性用1430円、子供用の「こはまぐり」1100円。サンリオキャラクター協業は2530円。
ブランドサイトでは、開発秘話や生産工程なども紹介している。