タカシマヤゲートタワーモールが17日、グランドオープンする。テナント数は151。年間売上高は337億円を見込んでいる。JR名古屋駅に隣接し、JR名古屋高島屋と各フロアで直結する。高層ビル開発の進む名駅地区への期待は高く、東海地区初登場のショップは55。広域からの集客と足元のオフィスワーカーの需要を取り込む。
ターゲットは20代から30代の働く女性や若いファミリー層。セレクトショップでおしゃれを体験してきた世代だ。JR名古屋高島屋は広域から集客するが、同モールができたことで「商圏の広域化というより、今まで来なかった人が来店するようになる」(林田明雄ジェイアール東海高島屋ゲートタワーモール事業部部長)と、商圏の深化に期待する。
フロア構成はアイテム切りではなく、生活シーンに基づいて業種横断で提案する。