新宿ミロード16日閉館 感謝の最終企画で「次へ」

2025/03/04 11:00 更新NEW!


客から閉館を惜しむ多くのメッセージが集まっている

 小田急SCディベロップメントが新宿駅南口で運営する新宿ミロードは、3月16日の閉館に向けた大型販促「フィナーレキャンペーン」の最終企画「おしまいのファイナル7デイズ」を3月10~16日に実施する。

 閉店セールのほか、キャンペーンのメッセージ動画「ファイナルムービー」の限定リーフレットの配布や期間中に1会計で税込み1000円以上を購入した客で先着4000人に同館のマスコットキャラクター「ミロートン」のアクリルチャームをプレゼントする企画などを行う。3月10~12日には小田急グループのOPカードのポイント10%付与施策も実施する。3月16日には館内で購入したレシート持参客で先着2000人に「感謝」が花言葉のピンクのバラをプレゼントする。

 同館は小田急グループなどによる駅西口の大型再開発に伴い、開業から40年の幕を閉じる。フィナーレキャンペーンは開業40周年となった24年10月4日から、3段階に分けて実施。「40年間、時代の変化に合わせながら、等身大で親しみやすいファッションの提案を強みにしてきた新宿ミロードのメッセージを伝える」(加賀正輝新宿南口営業室副支配人)グッバイムービーを昨年9月から配信しているほか、セールや客からのメッセージ募集などを行い、好評だ。 

開業40周年の24年10月4日から、3段階に分けてフィナーレキャンペーンを実施

 開業来積み重ねてきたES(従業員満足)を含むテナントとの関係強化策の成果で、閉館するにもかかわらず、現在もテナント全105区画が営業中だ。売り上げも好調で、今年2月は26日までで前年同期比12.5%増、昨年4月~今年2月26日で4.6%増となっている。キャンペーンの最終企画で弾みを付け、「次につなげていきたい」とする。



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