韓国ファッションECモールのムシンサ 阪急本店で期間限定店 注目の11ブランド集結

2023/11/13 17:30 更新


ミラーなどシルバーカラーで統一された空間

 韓国最大のファッションECモール「ムシンサ・ストア」などを運営するMUSINSA(ムシンサ)は、阪急うめだ本店3階で関西初となる期間限定店を開いている。「ミラーリングソウル」をテーマとし、ミラーなどシルバーカラーで統一された空間に韓国の最新トレンドを提案する11ブランドを揃える。11月14日まで。

(藤本祥子)

 「日本で反応が良い、日本で好まれるであろう、日本市場進出を望む、という三つの観点を重視して11ブランドを選んだ」という。3階にあるサムシング・グッド・スタジオ、コトコトステージなど四つのポップアップ区画を使い、「キジュン」「ザミュージアムビジター」など高感度なコンセプトストアで取り扱いのあるブランドから、「グロウニー」「2000アーカイブス」「レスト&レクリエーション」といったY2Kスタイルや韓国アーティストが着用し話題となったブランドまで幅広く揃える。韓国で人気のバッグブランド「スタンドオイル」「フィルインザブランク」や、オリジナルブランド「ムシンサスタンダード」のメンズも扱う。

オリジナルブランド「ムシンサスタンダード」のメンズ物と「タイプサービス」

 今年4月に、東京・原宿で日本初の期間限定店を開いた。原宿では、期間限定販売した一部の商品以外はQRコードを読み取ってECモールで購入するのが基本だった。今回はECモールを介さず、その場で購入できるようにした。

 ムシンサ・ストアは韓国では〝国民的ファッションECプラットフォーム〟になってきているという。日本の利用者は10~20代が中心だが、韓国では30~40代も多い。韓国と日本で購入されるブランドに、ほとんど違いはない。ECモール内のランキングで、韓国ではベーシックなアイテム、日本ではデザイン性のあるアイテムが上位に上がるが、利用者総数の違いがランキングに影響しているからだという。

 22年7月に開始したグローバルサイト「ムシンサ・グローバル・ストア」は現在、日本、米国、シンガポール、タイ、オーストラリアなど13カ国・地域で利用できる。同ストアで取り扱う韓国ブランド数は約1000まで増えており、今後も増やしていく予定だ。

アンバサダーの韓国アイドル「ニュージーンズ」の巨大ポスターも

関連キーワードデジタルニュースピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事