MUJI NY新店でひと工夫 日本のサービスの良さ伝える

2019/07/05 06:30 更新


 良品計画は、5番街店に次いでニューヨークで2番目に大きいMUJI(無印良品)の店舗を、59丁目のパーク街とレキシントン街の間にオープンした。2日夜のオープニングパーティーは、大勢のお客でにぎわった。

(ニューヨーク=杉本佳子通信員)

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 広さは約1100平方メートルで、売り場は1階と地下がある。東海岸において、この店のみの試みは三つ。

 地下にカフェカウンターを設置し、コーヒーの他、抹茶レモネードなどの冷たいドリンク、そして地元カフェの「セシセラ」から毎日届くペストリーを出す。地下には、子供服と本の売り場もある。

カフェカウンターでは地元のカフェから届く商品も出す

 1階には、無地のTシャツやトートバッグにプリントや刺繍をしたり、木製や金属製の製品に文字などを彫り込むカスタムオーダーのコーナーがある。スマートフォンにある写真を取り込んで、自分だけのTシャツを作ることも可能だ。プリント代は9~20ドル、彫り込みは15文字まで5ドルで、それ以上は1文字につき50セント加算される。

スマートフォンにある写真を取り込んで、自分だけのTシャツを作れるカスタムオーダーコーナー

 ポートランド店では弁当を試験的に販売し、大好評だったという。銀座店でやっているような取り組みを、少しずつアメリカにも持ち込もうとしているようだ。

2日夜のオープニングパーティーは、大勢のお客でにぎわった


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