算数で極める達人MDへの道《第2講》㉖(佐藤正臣)

2022/01/01 06:00 更新


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値入率と粗利率の設定をしてみよう!⑤

☆佐藤さんの過去ブログ

前回の連載では、値入率の設定が良くなったのだから、粗利率の設定も良くできないの?ということでした。今回は、そのことを検証していきます。


へい。よろしくお願い致しますm(__)m


今回のこの講義におけるDさんのショップの設定を改めて確認致しますと、以下のようになります。


・10店舗展開のセレクトショップ。自社商品60%。他社商品40%の売上構成
・自社と他社の値入率(仕入原価率)には、かなりの差がある
・レディースのショップでカテゴリー(品種)別の売上予算は、かなり変動する
・衣料品以外に服飾雑貨も展開(Dさんは、過去服飾雑貨のバイヤー)
・店頭鮮度を重視しているせいか、店頭がよく商品で溢れかえる
・商品によっては、年間置いてある定番商品もあります


そして事業の予算の大枠が以下のようになります。


・(年間)売上20億円
・(年間)粗利率50% 粗利益高10億円
・値入率の設定 62%(仕入原価率38%)

前回までの講義で、オリジナル商品とODM商品の位置づけを鑑みて、オリジナル商品の売上構成比を上げて、値入率を改善しましたね。


へい(''◇'')ゞ。値入率が62%から63%に改善しました。1%だけですけど(;^_^A


いえいえ。その1%に拘る姿勢が、組織を良い方向にもっていくには重要なことなのです。ですから、前回の講義でもお伝えしたように、粗利率の設定を上げてみましょう!


元々は、値入率のターゲットが62%。粗利率のターゲットが50%でしたから、年間のOFF率の設定は24%でした。これが、元々の私たちの運営上のブランドコンセプトですから、OFF率の設定は、ある程度同じにしたい!


ということは?


値入率が63%に改善しましたので、粗利率も1%上げる!と言いたいところなのですが、計算しましたら、粗利率を51.5%に上げると、年間のOFF率は23.7%となりますので(今回、計算は省きますm(__)m)粗利率の設定を1.5%増の51.5%とします!


ブラボー!!!素晴らしいです!!!


(だからブラボーいらんし。。。( 一一))


今回は、講義ということもあり、カテゴリーをカットソーに絞って、値入率の設定を1%改善して、1.5%粗利率の設定を上げる!ということになりましたが、このことをカテゴリーごとに行って、仮に1.5%粗利率の設定を上げることができれば、Aさんの組織でいうと.....


・(年間)売上20億円
・(年間)粗利率50% 粗利益高10億円


が元々の設定でしたから、これが.....

・(年間)売上20億円
・(年間)粗利率51.5% 粗利益高10.3億円


となり、3,000万円という大きい金額の粗利益高が向上する可能性が高まったということになります。


たかが、1%くらい_| ̄|○と感じていましたが、結構大きい金額になるんですね(;^_^A


そうです!たかが1%がものすごく重要なんですよ!そのことで、マーチャンダイザーの仕事の成果。目的である、”売上だけでなく粗利益を多く獲得する!”ということに繋がるのです!


へい(''◇'')ゞ。値入率の設定を少しでも改善するということが、すごく大事だ!ということが理解できました。是非、読者の皆様もチャレンジしてみてください!


今回のシリーズは、これで終わりです。次回からは、Dさんが一番知りたがっていたアイテム・SKU数の設定のお話をしていきます


!(^^)!。めちゃくちゃ楽しみです~!!ということで!皆様。次回をお楽しみに~(@^^)/~~~

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