マッシュスタイルラボは、教育番組「セサミストリート」を制作する非営利教育団体セサミワークショップとパートナーシップを結んだ。11月に東京・池袋のサンシャインシティ・アルパ1階にオフィシャルストア「セサミストリートマーケット」の1号店をオープンする。物販のほかカフェを併設し、ワークショップも定期開催する体験型ショップとして幅広い客層を狙う。ECを含め、3年後に売上高10億円を目指す。
セサミストリートの世界初で唯一のオフィシャルストアとして、マッシュスタイルラボが企画運営する。1号店はサンシャインシティ・アルパ1階に330平方メートルで出す。
各キャラクターのぬいぐるみ、バッグ、食物販、タンブラー、タオルなど200点を販売する。人気ブランドとの協業、シーズン商品やギフトも予定する。カフェではキャラクターがモチーフのドリンクやフードや、子供が苦手を克服するためのメニューも考える。店舗周辺で働く人や近隣住民向けに季節や月ごとのメニューも提供する。お土産用のお菓子ボックスも販売する。
大人も子供も楽しめるワークショップを店内や屋外で定期開催し、「楽しみながら新たな才能や可能性に気づき、“好き”を増やせる場所」を目指す。接客やサービスの提供を通じて「学生などが店頭スタッフとして働く体験を人生に活かせるようにもしたい」(近藤広幸社長)。
初年度は実店舗を1店にとどめ、24年から出店を拡大する。幅広い客層向けの店として郊外SCなどへの出店も視野に入れる。