大妻女子大学は、昨年から運営する学生によるブランド「マールトウキョウ」で、「モスバーガー」を展開するモスフードサービスと協業したTシャツを8月22日に発売した。デザインは3種類、モスバーガーの公式通販サイトを通じて各4000円で販売する。
マールトウキョウは、家政学部被服学科の吉井健教授のゼミに在籍する学生らによる、SDGs(持続可能な開発目標)を意識したブランド。モスバーガーが創業50周年を迎えるにあたり、若い女性からの共感を集められるTシャツを共同で製作することにしたもの。全体テーマの設定や商品コンセプトの立案、デザイン、環境に優しい素材選定などを両者で詰めた。
モスバーガーの具材であるトマトを育てる女の子など、イラストはゼミ生が描き下ろした。Tシャツの素材は、モリリンの環境配慮素材「ビオグレース」を採用。肌なじみがよく柔らかなタッチが特徴だ。商品のビオグレース原料使用量に応じて、モリリンを通じて森林保全団体に寄付を行う。寄付金は植林・育林活動に役立てられる。