森ビルは11月24日に開業する大型複合施設「麻布台ヒルズ」(東京都港区)の商業ゾーンに、新業態や旗艦店を中心に施設全体のコンセプトである「グリーン&ウェルネス」を提案する約150店を導入する。近隣のアークヒルズや虎ノ門ヒルズと同様に、食を強化するほか、海外ラグジュアリーブランドやセレクトショップを中心にした上質、高感度なファッション、生活雑貨などのライフスタイル店舗を充実、「国内外からの新たな来街者も含め、多様で幅広い客層の獲得を目指す」(池澤直樹営業本部商業施設事業部商業運営部商業運営1部麻布台ヒルズ商業運営室室長)。
(有井学)
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商業ゾーンの店舗面積は約2万3000平方メートル。店舗は高層タワー3棟を中心とした建物の低中層部と地下1階と、「エルメス」「カルティエ」「セリーヌ」「ディオール」「ブルガリ」「ベルルッティ」「ボッテガ・ヴェネタ」など海外ラグジュアリーブランド10店が出店する屋外中央広場周辺の路面に配置する。当初は約100店が出店し、地下1階に開設する約4000平方メートルで、高級スーパー「明治屋」を含む食物販31店が入る「麻布台ヒルズマーケット」は来年1月にオープン、路面のラグジュアリーブランドは来年2月から順次出店する。