虎ノ門ヒルズが今秋完成 街はどう変わる?

2023/03/02 13:00 更新会員限定


約4万8000平方メートルの敷地に4棟が出揃う

 森ビルは今秋、東京・虎ノ門(港区)に大型複合施設「虎ノ門ヒルズステーションタワー」を開業する。虎ノ門ヒルズとして4棟目。14年から段階的に開発してきた新たな街作りが完成する。虎ノ門ヒルズ全体で、商業面積は約2万6000平方メートル、店舗数は約170店となり、コロナ禍の影響が収まりつつある中で、エリア全体の活性化が期待されている。

 ステーションタワーはエリア再開発の一環として、20年6月に開設された東京メトロ日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅に直結する。建物は地下4階~地上49階、高さ約266平方メートルで、延べ床面積約23万6640平方メートル。建物は7月に完工する予定。隣接街区に地下3階~地上4階の「グラスロック」(延べ床面積約8800平方メートル)と地下1階~地上12階の「虎ノ門ヒルズ江戸見坂テラス」(約8100平方メートル)も作る。これにより、14年5月完工の森タワー、20年1月完工のビジネスタワー、22年1月完工で、高級分譲マンション主体のレジデンシャルタワーと合わせた虎ノ門ヒルズ全体の敷地面積は約4万8000平方メートル、延べ床面積は79万2000平方メートルとなる。

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