モンドデザイン 下駄の水鳥工業とルームシューズ

2020/12/16 10:59 更新


国産ヒノキを使ったルームシューズ

 モンドデサイン(東京)は廃タイヤチューブを再利用するブランド「シール」で、老舗下駄メーカー、水鳥工業(静岡市)と協業したルームシューズ「シール×two piece メンズミュール」を発売した。

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 台は国産ヒノキで、吸湿性と保湿性があり快適な履き心地という。2枚のヒノキを伸縮する素材でつないでいるため屈曲性もある。アッパーは廃タイヤチューブで、雨や汚れに強く、耐久性もある。国内の職人が手作りする。

 ルームシューズ、オフィス履きだけでなく、アウトソールがあるため近場への外出にも使える。価格は1万1800円、サイズはMとL。シールの公式オンラインストア、表参道と横浜の直営店で扱っている。

 シールは07年に始めたサステイナブル(持続可能性)ブランドの先駆け的存在。廃タイヤチューブを活用した様々な製品開発、WWF(世界自然保護基金ジャパン)への寄付や植林など社会貢献活動を続けている。



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