モーダ・クレア、マッキントッシュ婦人靴

2016/11/02 06:39 更新


 婦人靴卸のモーダ・クレアは、百貨店販路の17年春夏向けで、「マッキントッシュ・フィロソフィー」の婦人靴のライセンス生産・販売を始める。ライセンサーの八木通商、マッキントッシュジャパンとライセンス契約を結んだ。17年2月から全国の百貨店約40店で販売し、初年度売り上げは小売価格で5億円を見込む。

 百貨店の婦人靴売り場で手薄となっているトラッド系の強化に向け、「百貨店市場でのマッキントッシュの展開手法にパワーを感じ、英国ブランドとして憧れを誘う洋服の延長線上で魅力ある靴を提供したい」(荻津恭一社長)としてブランドの導入を決めた。

 英国のトラッドをベースに、女性らしいフォルムや素材で特色を出す。オリジナルデザインのアクセサリーを添え、中敷きのふち周りにオレンジのステッチを施すなど、ディテールも工夫する。中底に低反発のクッションを入れ、底材に独自のラバーストッパーを採用し、柔らかな履き心地に配慮する。革靴の価格は2万円前後。

 レインシューズにも力を入れる。一体成型のラバーシューズ3スタイル、合皮製で防水素材を採用した晴雨兼用シューズ2スタイルがあり、価格は1万3500円から1万5000円。

ゴールドのアクセサリーなどで女性らしさを引き立てる


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