モーダ・クレア、秋冬から「マッキントッシュ・ロンドン」

2018/04/23 04:27 更新


 百貨店を主販路とする婦人靴卸のモーダ・クレアは18年秋冬、「マッキントッシュ・ロンドン」の婦人靴のライセンス生産・販売を始める。ターゲットは40代のエグゼクティブ・キャリア。全国の百貨店約30店で販売し、初年度の売上高は小売価格で5億円を見込む。

 品格のある英国トラッドをベースに、管理職などの女性を引き立て、履き心地の良いパンプスなどを提案する。深みのあるスエードやガラス加工など上品な革を使い、普遍的なクラシックデザインにさりげなくアクセサリーを添え、きちんと感のある印象を出す。

 強みは、自社工場で作る柔らかい履き心地。ライニングは肌触りの良い素上げ調レザーを使う。中底には反発性のあるラテックスを採用、中敷き下に入れた薄手のスポンジとのダブル構造で履き心地を高めた。つま先裏にも足あたりをソフトにするスポンジが入る。底材は、屈曲性の高いラバーでヘリンボーンをかたどったストッパー付きのオリジナルソールを作った。

 秋冬合計で34デザイン110SKU(在庫最小管理単位)を企画し、パンプスが1万7500円から、ブーツ2万3000円から。ターゲット層のニーズを配慮し、本革を使った全天候型対応シューズも揃えた。なめしの段階で防水性を持たせた革を使い、レースアップシューズやバレエシューズなど3型ある。

アイコンのアンドリュー柄のジャカードを使ったモデルも


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