高級服地とスーツの製造販売の御幸毛織は、タイユアタイアジアとのダブルネームショップを東京・元麻布に開設した。11月14日から完全予約制で営業している。タイユアタイのネクタイなどの既製品に加え、ライセンス商品「タイユアタイ×ミユキ」のスーツ、シャツ、コートなどのカスタムメイドができる。
【関連記事】御幸毛織、ウール廃材を畑の栄養分に 四日市農芸高校と共同研究
御幸毛織はタイユアタイのブランド理念に共感したことに加え、創業者フランコ・ミヌッチ氏と以前から交流があったため、ライセンス契約の締結につながった。契約に伴いダブルネームショップを開設した。
ショップは住宅地の中のビルの2階で、約60平方メートルの隠れ家的サロンとなっている。店内は黒と木目を基調にしたモダンな雰囲気。ビジネス着に特化し、「客層はハイクラスのキャリアを目指す人、より自分を磨くため未来に投資したいと思っている人などを想定」(同社)している。
スーツ(本体9万円から)、ジャケット(6万8000円から)、トラウザーズ(3万1500円から)、コート(8万8000円から)、シャツ(1万6500円から)でオーダー納期は全て約3~4週間。既製品のネクタイは2万8000円から。