三井不動産など6社 東京駅八重洲口前の大型複合施設に着工 商業エリアに約50店

2024/08/29 06:25 更新


 三井不動産など6社がJR東京駅八重洲口前に開発する大型複合施設「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」が着工した。29年1月末に完工予定。三井不動産が23年3月に開業した大型複合施設、東京ミッドタウン八重洲と隣接し、八重洲地下街、京橋エドグランと地下通路で接続する。これにより、東京ミッドタウンとその隣接地に東京建物が主体に25年度に完工予定の大型複合施設「東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業」と合わせ、東京駅前3地区再開発が完了する。

 三井不動産のほか、鹿島建設、住友不動産、都市再生機構、阪急阪神不動産、ヒューリックが参画。敷地面積は約1万9560平方メートル、建物は地下3階~地上43階で、延べ床面積は約38万9290平方メートル。JR東京駅、東京メトロ銀座線の京橋駅と地下で直結する。

 商業施設は地下1階~地上3階で、約50店が出店する予定。東京ミッドタウンと地下1階と地上2階で接続し、連携する。両施設を合わせた店舗面積は約1万6500平方メートル以上、店舗数は約100店以上となる。地下2階~地下1階はバスターミナルで、地上3~6階に劇場、3~4階にインターナショナルスクールを入れ、11~38階をオフィスゾーン、40~43階をサービスアパートメントとする。 



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