三井不動産はマレーシア・クアラルンプールに大型SC「ららぽーとブキッ・ビンタン・シティ・センター」を22年1月20日に開業する。同社のマレーシアでのSCは15年に開業した三井アウトレットパーク・クアラルンプール国際空港セパンに続く2施設目。海外でのららぽーとも、中国・上海に今年10月に全体開業したららぽーと上海金橋の続く2施設目となる。
中心市街地の大型複合開発プロジェクトの商業ゾーンとして開業する。建物は地下5階(地下2階~地下5階の駐車場含む)~地上5階、延べ床面積は約13万3000平方メートル。店舗面積は約8万2600平方メートルで、日本を含む同社SCとして最大級の規模となる。
テナント数は約400店で、日本のららぽーとと同様、ファッション・雑貨、食、サービス、体験型エンターテインメント施設まで幅広い業種で構成する。日本のブランド・ショップではアイウェア「ゾフ」、家具・インテリア「ニトリ」、家電「ノジマ」などがそれぞれマレーシアに初出店する。ドン・キホーテの「ドンドンドンキ」、ソニーの旗艦店「ソニー・ストア」なども入る。ファッション、スポーツは「アイグナー」「ハケット・ロンドン」「ポロ・ラルフローレン」「リーバイス」「アディダス」「プーマ」など欧米ブランドを数多く導入する。