三井物産とMSDファンドがビギHDの全株式を取得

2018/01/18 13:20 更新


ビギが運営する「プルミエ・アロンディスモン」新宿店

 三井物産とMSD企業投資(本社東京都千代田区)が運営するMSD企業投資第一号投資事業有限責任組合(以下「MSDファンド」)は、このほどビギホールディングスの全株式を取得することでビギHD社株主と合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。出資比率はMSDファンド66.6%、三井物産33.4%。

 ビギHDは70年に創業し、「ヨシエイナバ」や「メンズビギ」「メルローズ」「パパス」など著名ブランドを多数擁する。三井物産とは製品OEMやブランドライセンスを通じて過去30年以上にわたる実績があった。三井物産は、昨年5月に発表した中期経営計画にてリテールサービスを新たな成長分野の一つと定めていた。

 MSDは、「日本企業の為の日本企業による投資事業を」というスローガンの下、15年9月に三井物産、三井住友銀行、日本政策投資銀行が共同で設立した投資事業会社。




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