三菱地所 有楽町に日本カルチャーの発信拠点「ユウラクチョウ・パーク」を開設

2025/07/29 06:25 更新NEW!


 三菱地所は、東京・有楽町駅前で解体工事中の有楽町ビルと新有楽町ビルの跡地(約1万平方メートル)に、日本のカルチャーの発信拠点「ユウラクチョウ・パーク」を26年度(27年3月期)後半に開設する。

 宿泊施設の開発・管理などを行うNOT A HOTEL(ノットアホテル)のプロジェクトで、クリエイターのファレル・ウィリアムス氏とNIGO氏が手掛ける初のアート、商業、ホスピタリティーの複合空間「ジャパ・バレー・トウキョウ」を共同で開設する。ウィリアムス氏とNIGO氏が開発してきた日本酒を中心に、日本の食やファッション文化を融合、アーティストのKAWSとも協業し、「新しい観光拠点」を目指す。27年に開設する予定。

 三菱地所は東京・丸の内周辺の街作りの「ネクストステージ」として、丸の内の「両翼」にある常盤橋と有楽町での大型再開発を推進している。常盤橋は大型複合施設「トウキョウ・トーチ」の第2期棟の「トーチ・タワー」が28年5月末に完工予定。ユウラクチョウ・パークは「地域連携やアーティストとの共創など、多彩な人が集う多様性あふれる街作り」の一環となる。



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