ミントデザインズ、制作背景を伝える展覧会開催

2017/03/03 06:30 更新


 「ミントデザインズ」(勝井北斗、八木奈央)は、東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で、アーカイブとともに製作背景やアイデアソースを伝える展覧会を開いている。25日まで、入場無料。

 通常はグラフィックデザインの展示を行っている同ギャラリーで展示をするというのが、ファッションデザイン、グラフィック、プロダクトといった垣根を超えて活動するミントデザインズらしい。

 04年春夏~17年春夏のアーカイブをミックスしてマネキンに展示している。併せて、デビューの02~03年秋冬に作ったドレスや、テキスタイルの原画、ショーの招待状、プリントの色見本、加茂克也が手掛けているヘッドピースを並べ、ミントデザインズの製作の裏側を感じられる仕掛けになっている。

 「普段はシーズンごとのテーマの中で考えるが、シーズンを超えたミックスをしたことで改めて発見がある。グラフィックやプロダクトなど、異なる分野の人に見てもらうことが刺激になる」(勝井、八木)という。16年に青幻社から作品集を発表したことをきっかけに、福岡、名古屋でも展覧会を行った。

 

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銀座で開かれている展覧会(c)長谷川健太


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