《めてみみ》マッスルメモリー

2020/06/02 06:24 更新


 学生時代からかれこれ30年以上、筋トレを続けている。通っているジムが4月中旬から休業し、自宅での簡単なトレーニングへの変更を余儀なくされた。自重ではバーベルやダンベルのように強い負荷はかけられない。

 筋肉にいつものような張りが出ず、物足りない。だがこんな時、焦る必要は全くない。トレーニングで発達した筋肉には、最大限まで大きくなった時の記憶が細胞レベルで残るからだ。これを「マッスルメモリー」と言う。

 細胞内には筋繊維の発達を促す指令を出す核と呼ばれる器官があり、その数は筋肉の発達過程で増える。何らかの事情で筋トレを一定期間中断し、筋量が落ちても核の数が減ることはない。

 その後トレーニングを再開すると細胞内の核が一斉に筋肉の成長を促す指令を出すので、短期間で元のボリュームを取り戻せる。一説によれば、一度しっかり鍛え、筋肉を発達させておけばその記憶は10年先まで細胞に刻まれ、残っているという。

 6月に入り、首都圏を含む全国で小売店が営業を再開した。実店舗の運営にはまだ制約があり、外出自粛の影響がいつまで続くかもわからない。ただ、こういう時は、以前から真面目にまっとうな商売を心がけていて、そのことが顧客や取引先の記憶にしっかり残っている会社から、かつての勢いを取り戻していくと思う。


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