《めてみみ》新・日比谷シャンテ

2018/06/14 06:00 更新


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 東京・日比谷のSC、日比谷シャンテは3月23日に87年の開業来最大規模の改装を完了して以降、売上高が前年比30%増ペースだ。同月29日に隣接地に大型複合施設、東京ミッドタウン日比谷が開業し、来街者が大幅に増加した効果と、改装と販促などの成果だ。

 改装で強化した飲食店がミッドタウンの来館客の需要もつかみ、売り上げを大きく伸ばしているほか、既存のファッション・雑貨店なども好調で、全館売上高を押し上げている。既存店が好調なのは各店がミッドタウンの開業による来街者の広がりを想定してMDを再編したり、顧客へのアプローチを強化した結果だ。

 テナント同士が連携した好事例もある。比較的価格帯が安い商品を扱うバッグの新店は「もっと上質な商品が欲しい」という客の要望に応え、クロコダイル製品など高額商品を販売する別フロアの既存バッグ店を紹介し、買い回りにつなげた。両店ともに売り上げを伸ばしている。

 改装はSCが売り上げを伸ばすための有効な手段だ。ただ、改装区画だけの売り上げが良くても、館全体は活性化しない。改装で成果を上げた施設の多くは既存店の売り上げも伸ばしている。改装効果を全館に波及させるには施設とテナント、テナント同士が全館の方針や客のニーズを共有し、連携して顧客を拡大することが重要だ。



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