マイスターラボ「マイクロ生産システム」 縫製企業存続の一つの選択肢に

2026/04/08 15:00 更新有料会員限定NEW!


北いわてでも工場支援として指導

 職人集団の「マイスターラボ」(稲荷田征代表)は、国内縫製工場の生き残り策として「マイクロ生産システム」を提唱している。マイクロ生産システムは、「生産性&品質向上と短期での人材育成を目指す」のが狙い。グループ生産と多能工化により「特に若い人に服作りの楽しさと夢を持ってもらう」(稲荷田氏)というもの。多品種小ロット、人材不足、従業員の高齢化など国内の縫製企業にとって厳しい環境が続く中、存続策の一つとして全国への普及促進に力を入れる。

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基本3人のセル生産

 マイクロ生産システムは、「基本三人多能工チームによるセル生産システム」である。

 国内の縫製企業は①最低賃金の上昇などによる賃金上昇②外国人労働者受け入れ制度の改定(特定技能制度)による労働環境基準の順守厳格化と他業種との雇用流動性③発注先アパレルへの適正価格転嫁の難しさ――などから、生産性の改善見直し自助努力と高付加価値製品生産への移行が不可欠となっている。しかし、高付加価値製品は必然的に多工程多工数になり小ロット生産になる。「多品種、小ロット、高付加価値生産を実現し、生産性をいかに高めるかが命題になる。それは多能工セル生産方式への転換を意味する。その実現は生産技術者の多能工化が条件となる」と稲荷田氏。

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