マッシュスポーツラボ 高島屋にスニーカー売り場

2017/03/21 06:35 更新


 マッシュスポーツラボは今春、同社が商品をセレクトするスニーカー売り場「スニーカーズ・バイ・エミ」を高島屋の婦人靴売り場に開設し始めた。マッシュらしいファッショナブルな品揃えで、高感度・高級志向の女性客にも対応する。

 2月に新宿店、3月に京都店にオープンしており、将来的には高島屋の大型店全店に広げる計画だ。

 「今回は会社ぐるみの、スニーカー販売戦略パートナーとしての取り組み」と近藤広幸マッシュホールディングス社長は話す。海外の百貨店では、よく見られるように、「最新のテクノロジーという意味で、スポーツシューズもラグジュアリー」ととらえている。

 日本でもスポーツに興味を持ったり、日常のファッションにスニーカーを合わせる女性が増え、婦人靴売り場でのニーズは高いとみる。

 マッシュスポーツラボが運営する「エミ」でも、今の女性の気分を反映したスニーカースタイルを提案、スニーカーズ・バイ・エミの商品セレクトにもノウハウを生かす。主な商品は、ナイキ、アディダス、アシックス、プーマ、ニューバランス、リーボック、コンバースなど。一部、パフォーマンス用のシューズや、「エミ」とスポーツブランドの協業モデルも扱う。売り場面積は33平方メートル程度で、SKU(在庫最小管理単位)は200~350。

 百貨店婦人靴売り場では、16年に阪急うめだ本店にもスニーカーズ・バイ・エミを設け、好評という。

 高島屋の京都店では、ラグジュアリーブランドショップに面した婦人靴売り場の一角で販売し、高級志向の女性が訪れ好調だ。販売員は店舗により、マッシュ側が務めるか、両社で出し合う。

高島屋京都店にオープンした「スニーカーズ・バイ・エミ」



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