マッシュHD 20年に宮城県女川町へ公園を寄贈

2018/10/16 06:27 更新


 マッシュホールディングスは、自社の参加型チャリティーイベント「マッシュパークプロジェクト」で、宮城県女川町への公園寄贈の準備を進めている。12、13日には今年で3回目となる同イベントを本社オフィスで開催し、初日に近藤広幸社長と須田善明女川町長が会見を行った。

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 マッシュは国内の大きな自然災害に際して寄付を行っている一方、「ファンと一緒に取り組める、形に残る貢献として公園を作る。子供の笑顔は幸せの象徴、希望の光だと思う」と近藤社長。グループ会社のマッシュデザインラボがデザインを担当。女川の美しい景色をヒントに水や山をイメージしたアートのような空間で、子供の想像力を刺激し自由に遊べるよう工夫した。寄贈は20年の予定。「イベントで買い物した人たちが、『私がここを作ったうちの一人なんだよ』と言える公園にしたい」

 女川町は、11年の東日本大震災で特に大きな被害を受けた。須田町長は、「以前、子供たちが町の復興プランを作ってくれたとき、皆が揃って書いていたのが公園、遊ぶ場所だった。今回、女川を選んでくれたことに感謝している」と話した。

 過去2回分のチャリティー総額は約2100万円。数千万~1億円程度の資金が必要で、今後も継続的にイベントを開催する。フード屋台やアパレル商品の販売などを行うイベントの内容も年々充実している。

公園の模型について話す近藤社長(左)と須田町長


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