丸井織物 インフルエンサーブランド事業を買収

2024/02/06 06:27 更新


ファッションアパレル関連の事業買収は初。「Up-T」との連携を狙う

 丸井織物はディーエスエスアール(東京、本間英俊社長)から、複数のインフルエンサーブランドを販売する「パフデザインズ」事業を譲り受ける。双方の強みを生かし、事業拡大を目指す。

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 パフデザインズは22年にスタートしたECサイト。金光みり愛さんがプロデュースする「プリヴェヴェ」や、ユーチューバーの山本月さんがディレクターの「フィオリリー」、モデルの越智ゆらのさんがディレクターの「リュアーユーイン」など、インフルエンサーやタレントのブランドを複数扱っている。

 丸井織物はオリジナルプリントTシャツ「Up-T」(アップティー)事業をきっかけに、インフルエンサーからブランド開発の要望を受ける機会が増え、新規ビジネス立ち上げの好機と捉え、パフデザインズ事業の買収を決めた。

 丸井織物を中核とするマルオリグループはこの間、スポーツウェア関連のアパレルOEM(相手先ブランドによる生産)企業などを買収してきたが、ファッションアパレル関連を取り込むのは初めて。

 これまでプリントTシャツやグッズなどで手掛けてきたオンデマンドビジネスで、新たにアパレルのプラットフォームサービスを提供する予定。アップティーやグループのアパレル関連企業とパフデザインズとの事業連携も進める。

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