3館体制のマロニエゲート銀座へ

2016/09/01 06:57 更新


 プランタン銀座は仏プランタン社との商号・商標契約終了(16年12月31日)に伴い、17年1月1日から「マロニエゲート」に社名変更する。店舗名はプランタン銀座から「マロニエゲート銀座」として、17年3月中旬にグランドオープンする。

 マロニエゲート銀座は3館体制で運営する。現在のプランタン銀座本館は「マロニエゲート銀座2」、別館のプランタン銀座アネックスは「マロニエゲート銀座3」、両館に隣接する区画で読売新聞東京本社が三菱地所プロパティマネジメントに運営委託している既存のマロニエゲートが「マロニエゲート銀座1」となる。

 マロニエゲート銀座2、3の2館は20~40代の働く女性とおしゃれママをターゲットにする。25~35歳を対象に絞ってきたプランタン銀座から年齢、カテゴリの幅を広げる。生活シーン別のフロア構成に刷新し、現在はアパレルのみのプランタン銀座本館2~4階は雑貨比率を50%するなど、全館を通じて雑貨を拡大する。同2階には試着した姿を客が自撮りして発信できる「SNSスポット」を設ける。

 「3館体制のスケールメリットで情報発信力と認知度を高め、銀座地区での存在感を示したい」(笹岡寛プランタン銀座社長)とする。



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