ココラボ実行委員会 フィリピンの子供達へファッションスクールを

2019/09/18 11:00 更新


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 ココラボ実行委員会(西側愛弓代表)は、フィリピンの貧困層の子供が無料で通えるファッションスクールの開校を目指して活動している。資金調達と認知拡大を目的として、このほどクラウドファンディング(CF)サイトのマクアケでプロジェクトを立ち上げ、10月30日まで支援を募っている。支援者へのリターンとして、デザイナーのマリエさんと協業してエシカル(倫理的)なアイテムを作った。

(佐々木遥)

新しいビジネス生む

 ココラボ実行委員会の立ち上げは今年4月。西側さんが代表理事を務める姉妹団体のNPO(非営利組織)法人ディアミーでは15年から、フィリピンのゴミ山で暮らす子供たちがモデルを務めるファッションショーを開催してきた。しかし、ファッションを通して子供たちが夢を持てるような機会を提供しても、夢に向かって努力できるような教育・雇用環境が整っていない。そんな現実に直面し、「貧困をなくし、より平等な世界を実現する」ため、ファッション関連の技術を習得できる無償のファッションスクール「ココラボ」を設立することにした。

ファッションショーでモデルを務めた子供たちと西側さん(左端)

 ココラボはケソン市のスラム街に暮らす子供たちを対象とし、20年9月に開校する予定。まずはモデル、ヘアメイクの二つのコースでスタートする。その後、ファッションビジネスやデザイナーのコースも設ける予定で、「ココラボの中で新しいブランドやビジネスを生み出し、雇用も創出できるコミュニティー作り」を目指す。同実行委員会は20年4月にフィリピンで法人格を取得する予定だ。

姉妹団体のディアミーでは、フィリピンのゴミ山で暮らす子供たちをモデルにしたファッションショーを開催している

服で世界を変える

 CFのプロジェクトのリターンとして用意したのは、マリエさんが手掛けるブランド「パスカル・マリエ・デマレ」との協業アイテム。全てユニセックスで、オーガニックコットンを使用している。マリエさんが描いたイラストを元に、2種類の半袖Tシャツとポーチ、バッグの計4点を揃える。

マリエさんと協業して作ったTシャツは、オーガニックコットンを使用

 同プロジェクトは環境問題や労働問題といったファッション産業の課題解決もミッションに掲げており、地球環境に配慮したアイテムで「多くの人に洋服の生産背景を考えるきっかけを作り、服に思い入れを持ってもらいたい」としている。

 西側さんは大学在学中にディアミーを立ち上げ、卒業後はサイバーエージェントに入社。約2年間、広告商品の開発やアドテクノロジーの営業を経験した後、「どうしてもファッションで世界を変えたい」との思いから、退社してココラボ実行委員会を立ち上げた。


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